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little birds

主に小説更新のことを書きます。

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近況など書いておきますね

いくらなんでも放置しすぎだろう、ということで。
お久しぶりです!
いつ以来なのかと話題に触れるのもおっくうになるくらい書いてなかったですね。


久しぶりついでに今後の予定などを少々。

水面下で次回作の構想ともあらすじともつかないものを進めていたのですが、先日それができあがりました。
今月中に書きはじめる予定です。
去年かそのまえの年の秋にこちらにエースがどうのこうのと書き記したそのネタ、オフィスラブになります。
長さとしては全10章、これまでで最長のお話に……なったらどうしましょう(知りません)。

それから、これは確定事項ではないのですが、もしかしたらサイトで扱っている全作品にセルフレーティングをつけるかもしれません。
といいますのは、先日ある単行本を読んで、これは読むタイミングを選ぶ本だなあと痛感したからです。
端的に言うと、後味が悪かった。そしてそれを受け入れる心の用意がなかったんですね。
時間を作って読書しているのにこのダメージはどうなの、となってしまいました。
それで自作にレーティングをという発想になったのですが、『ゆるふわ』とか『こてこて』とか、作品イメージを詳しく書くほうがこちらの望んでいる形態に近いので、説明文をいじって終わる可能性もあります。


今年も残すところ4ヶ月を切っておりますが、年末あるいは年明けにがんばった報告ができるよう、これから励みたいと思います。……なんてスロースターター(笑)。
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覆面作家企画7・あとがき

覆面作家企画7・あとがきです。テンプレートをお借りしています。


■参加ブロック、作品番号、作品タイトル、作品アドレス
B08 メガネ男子と虹の空
http://hkmnsk7.tumblr.com/b08.html でした。


■ジャンル
■あらすじ
あらすじをおしまいまで全部書くので、もし本編を読みたいと思われたなら途中で切り上げてください。
↓  ↓  ↓

空に架かる大きな虹を見つけた副島は、偶然近くを通りかかった会社の同僚・樽見に知らせたところ、そのお礼にスイーツバイキングに誘われる。副島は樽見をよく知らなかった。誘いに応じ、虹の対価だと思ってケーキを食べながら愛想良く話しているうちに過去の失敗談の話題になった。樽見からそのネガティブ発想はわざとやっているのかときつい一言を受け、副島は樽見なら慰めてくれるのかと探りを入れる。しかし、副島自身が逆に気づかされた。自分がこの相手から魅力的に見られたいと思いはじめていることに。黙るのが得策、と今度は相手の出方を待っていると、店を出ようと言われてかわされる始末。
立ち寄った本屋では樽見の知人にばったり会った。デートかと聞かれるも、樽見は否定も肯定もしなかった。またはぐらかされた。

道すがら、地区の祭りに出くわしたふたり。人混みを通り抜ける際、手を繋いだ。樽見は副島をじっと見つめる。副島が、具合でも悪いのかと問うと「ニブいって言われない?」と逆に聞かれた。勘違いだったら恥ずかしい、と副島は白状する。
「俺のほうが恥ずかしい」
樽見はそう言うと、副島のことでいかに恥ずかしい思い込みをしていたかを打ち明けてきた。虹を口実に、副島がナンパを仕掛けていると思ったこと。実のところはナンパどころか樽見を全く知らず、樽見が一方的に副島を知っているだけで、それが思いのほかショックだったということ。
それは副島にとって嬉しい告白であった。

↑   ↑   ↑  (あらすじここまで)

BLっぽく見えるかなあと思いきや、そうでもないですね。
参加ジャンルは現代恋愛物です。


■意気込みテンプレを使用された方は、URLを教えてください。
http://littlebirds.ichi-matsu.net/Entry/69/


■推理をかわすための作戦は?
・意気込みテンプレでの情報開示の調整
・言い回しを変える(意気込みでは推理物と表記し、作中ではミステリと……したはずが、作中でも推理物になってるし!・汗)
・漢字の開きをいじる(今をいまにしたつもりが、リビングのほうになってるし!・汗)
・普段より糖度を上げる


■作品のネタを思いついたきっかけは?

この虹が出ていたとき、誰も外を歩いていなくて誰にも教えてあげられなくてもどかしくて。
じゃあ誰かここにいたとして、どんな人が相手なら声を掛けられるかとか、そういや海外旅行先で日本人に会ったときは話しかけやすい気がするな他人には違いないのにな、とかそんなことを考えたのがきっかけです。


■ストーリーの構築において気を使った点、苦労した点などあれば教えて下さい。
アイドルの明るいラブソングみたいな憂いのない話を書きたい気分だったので、心のままにそのように書きました。欝々としないように気をつけました。
つまり捻りがなく、ストーリーを構築したとはいえません。


■削ったエピソードなどありましたか? 作成裏話歓迎です。
削った要素はないです。最初からこの長さで、数えたらちょうどよかったのでそのまま上げました。

それから裏話として。twitterでお見かけしたつぶやきへの回答になれば。
樽見と似ているというタレント、特定の芸能人はいないのですが、立ち位置は西島さんを想定していて、渋いとかなんか適当な形容詞並べた気がしますがええ適当に並べました、あそこは出まかせです(笑)。


■その作品の続編または長編化のご予定は?
考えていません。


■その作品で気に入っている箇所はどこですか?
樽見が副島を誘う件。
肉食ではないけれど、ちゃんと嗅覚が働いて機会を逃さずに声かけした……ふうに見えればいいなあ、と。
いかにもナンパ! にならないように、自分なりにさじ加減を発揮できたんじゃないかと思っています。


■推理期間中、褒められた点は?
・甘いと言われた点
甘く書いたのを甘いと言われたのだからこれは褒められているのだろう、と(笑)。
・書き出しに特徴があるという観点でこの物語が挙げられたこと
たくさん作品があるなかでちょっとでも引っかかるものを感じていただけたのなら嬉しいです。


■推理されてみて、いかがでしたか?
対策が全然足りてなかったなあ、と。
とにかく探偵さんがすごすぎて、息をしているだけでばれるんじゃないかと思いました。
正解以外の推理も嬉しかったので、当たる当たらないにかかわらずとりあえず推理してみましょうよ時間が許すならば、と世の人に言いたいです。


■正解以外に、あなたの名前があがった作品はありましたか?
B02 百八代魔王と勇者の関係性
2票入っていました。

■あなたの作品の作者だと推理された方はいましたか?
彩芭つづりさん、小高まあなさん、曽野十瓜さん。


■推理してみて、いかがでしたか?
読んだときには、これだけ特徴があったら推理できそう! と楽観的に構えていられたのですが、サイトにお邪魔すると急にさっぱりわからなくなる&あのときの自信はどこいった状態に陥りました。
難しいです。そして最初のブロックで挫折しました。
諸先輩方を大尊敬します……!


■あなたの推理はどのくらいの正解率でしたか?
Aブロックのみの推理でした。めちゃくちゃでした(笑)。


■この企画に参加して、改めて気づいたことはありますか?
あります。


■参加作品の中で印象深い作品をあげてください。
A02 国境いの灯台守
C07 世の光
E03 明日の行方
E07 暗夜航路 Eclipse route


■参加作品の中で印象深いタイトルの作品をあげてください。
A07 ちいさな魔女とフローライトレンズ、祈り
D04 人間スープはキスの味がした
E02 ヒロイック・ガーリッシュ
F01 空蝉ばかりが残された
F06 イ●カに●った●年


■参加作品の中で面白かった3作品&一言感想、お願いします。
A10 光をこの手に / こんな素敵設定、短編であっさり使っちゃうのかと驚愕
B06 クビをキレ / いい子ぶることを諦め、の部分が最高
D11 多眼の種 / 災い転じて福となす

うるう年なので

今日はせっかくの4年に一度の2月29日。
なにか更新できないかと考えまして、過去作品を再掲載しています。
こえはやさしく
別名義で書いた、卒業をテーマにしたお話です。

文字数から算出した原稿用紙枚数は117。
短編にしてはちょっと長いです。

覆面7・Eブロック感想

 

Eブロックの感想です。
ネタばれ含みますので、ご注意ください。



E01 会長の戸隠~高原学園生徒会記録~

生徒会役員からこれだけ頼りにされてる会長……のわりに、弟への忠告を家ではなく学校でやってるあたり、家ではあんまり八雲くんの相手をしてあげてなかったのかなと寂しく思いました。
器物破損も暴力的なのもいただけないけれど、追い払いましたやったーめでたしめでたし、と揃いも揃っておおっぴらに喜んでる生徒会の面々も若干心配。実の姉、ここにいるよ?(笑)
とはいえ、フラッシュモブで誘い出すのは斬新ですよね! そういう悪ノリ、好きです。


E02 ヒロイック・ガーリッシュ

咄嗟の行動でそうするしかなかった出来事を、折に触れて思い出すのはしんどいですね。
ママたちにすごく怒られたというのは、語調の荒さ故に叱られたとあゆりが誤解しちゃったのか、あるいは実際そういう場面で叱るタイプの親なのか。
いずれにせよ充分なケアがなされないままここまできたあゆりを、美月が明るく慰めていたのが印象的でした。


E03 明日の行方

短いロードムービーみたいな作品。
かっこいいことするおじいさんだと思っていたら、なにやら訳ありで意表を突かれました。
お互いに、なぜこの日だったのか、出会った意味を見つけたくなります。
仕事で失敗する日もありますよね。でもわたしはどんな失敗だったか、今となっては思い出せません(笑)。


E04 殺人調書記録、あるいは初恋の甘い輝き

おお、Aブロックに続き、二件目の銀行襲撃事件発生。
冬彦さん(マザコンの代名詞になりましたね)の異常性を認識できていながら、自分の妄想にはまるで自覚ナシという……悲しいかな、案外そういうものかもしれません。
発砲してから容疑者確保まで一時間近くかかっていることから、行員側がグルになってなにやら工作した痕跡でもあるのかと邪推してしまいました。


E05 身代わり

俺にしてみたら理不尽な話ですよね。
現状打開するには歌うしかない、かな。
暁王の手に入れた身体は、幽閉されている間に多少の不調もでてきているだろうし、言うほど快適ではないように思いました。ほら、軍師官兵衛だって歩行障害でてましたし!
うーん、お気の毒すぎて、なにを言っても白々しく響きます(苦笑)。


E06 娑婆電光クロスロード

わらべ歌かあるいは詩のような独特のリズムではじまり、途中で出てきた現代人らしいセリフやコンビニといった単語で一気に現実空間へ引き戻されました。
だくめき……そういう言い回しもあるんですね。勉強になります。
“わたし”の正体は、テーマにも通ずるあれでしょうか。


E07 暗夜航路 Eclipse route

伝えられる情報量が多く、もう一度読んだときにぴたりと合致する感覚。
洋画のような会話の妙もあります。
竜があんなことになっても驚いたり慌てたりせず、重量計算だけに気持ちが向いているおふたりの様子も面白いです。
どこからその発想が出てくるんでしょう……あとがき回答が楽しみです。


E08 電子レンジ、ひかる!

朝顔のところ、吹きました。
ふたりのやりとりは楽しいので、将来のためにいろいろ控えてネタ帳拵えて、状況が許すなら芸人になればいいと思います(←どんな感想)。
光さんの少々ずれたコメントに対しても、突き放したり聞き流したりせず真摯に向き合う瞬くんは真面目で素直ですね。


E09 光の先へ

言葉を持たない魔物でも自分ひとりっきりよりはマシだからと話しかける感覚、わたしもよく子ども相手にアテレコしているので共感できました(笑)。
ここにいる限り庇護を受けて生きていける、という状況は、現実にも往々にしてありますよね。
メイファは居場所を見つけることができたのか。見つからなくてもまずは探すことが大事!
そういうお話のように思えました。


E10 彼は暗い夜雨の中に差し込んだ、一条の月の光のようだった

長になったお父様も、いつの間にか引くに引けなくなってしまったのでしょうか。
どんな事情があるにせよ、子どもを道具にしちゃいかんですよー、お父様。
カティスもカティアも辛いし、やるせないです。
こうなったらアンパンマンマーチでも聞くといいですよ。


Eブロック感想は以上です。

twitterによると明日で推理終了、明後日解答発表とのことですね。
これから未読作品を巡回してあとがきを準備し、その公開が済んでからBCDブロックの感想を書かせていただこうと思っています。

覆面7・Fブロック感想

 

Fブロックの感想です。
ネタばれ含みますので、ご注意ください。


F01 空蝉ばかりが残された

この閉塞感、いつまでも読んでいられそうです。
勝ち逃げされたとあっけらかんと言えたなら、こうまで鬱屈せずに済むのに。
だけど年取って身体動かなくなったら、『残された』ことさえ幸せな境遇だったのだと、ぜーたくな悩みだったと知るのでは?
なおこちらのお話、タイトルに惹かれて全作品中最初に読ませていただきました。


F02 名前のない色

どんな自分であっても寄り添ってくれる人がいると救われますね。
アキナちゃん、なにげに甘え上手だなあと感じました。加納さんよりずっとかわいいのはそのせいかも。
ピースがひとつ欠けたのなら、お化粧して欠落を補えばいいですよ、とアドバイスしてみます(笑)……そういうことでは、ないのですよね。


F03 鐘山に迷う

画面が黒い……!
背負うものがあるだけで景色が違ってみえる、とでもいうように、山道に微かに落ちる木漏れ日の描写が美しく感じられました。
それから、蛍の導きがあまりにも自然で、テーマが光だったことを少しのあいだ忘れてしまいました。
パンが登場するのは、特別の意味があってのことでしょうか。中国っぽいけど実は違うんだよーとか?


F04 子連れ天使

人に言えない裏稼業の男が厄介ごとに巻き込まれた話、ですが、危険な香りは全くせず。
最初の着替えの説明でふむふむと話に引き込まれ、無事読み終わりました。
おしまいの二行、くすっとさせられますね!


F05 異説クリュタイムネーストラー

恥ずかしながら無知なので、タイトルの固有名詞で検索かけてから拝読しました。
こちらの物語では、悪女というより愛憎劇のなかに身を置いた女と映りました。
とはいえ、息子に殺されるのは余程のことですよね。
視点を変えることで、クリュタイムネーストラー側にも言い分があるのだとわかる、興味深いお話でした。


F06 イ●カに●った●年

失くしたら帰れなくなる、そんなに大事なものならココみたいにヒモでもつけて首から下げとけば? と思ったのは内緒です(笑)。
財宝の噂は案外、調査員が海へ向かって消えたことが由来していたりして。
タイトル含め、いろいろと想像を掻き立てられました。


F07 光の真実

テーマと真っ向勝負! 潔いです!
火が単なる現象という発想が、老魔術師ではありませんが面白かったです。
ケセランパサランかと一瞬思ったのですが、恐る恐る受け取った光、なんだったんでしょうね。


F08 ねがはくは花のもとにて...

軽快なやりとりで、いいコンビであることがうかがえます。
とはいえ、宇宙で活動するには身の危険も感じそうです。空中分解したら大変だー。
パソコンみたいにハードディスクにバックアップ取って、別の船にデータ移行できれば解決しそうですが、乗り心地や動かしたときの手ごたえも含めて愛着があるんでしょうね、手になじんだ携帯みたいに。


F09 虹色クジャクと北の森

白、青、橙、虹色などなど、色とりどりの視覚に訴える絵本向きのお話でした。
クジャク人の色彩豊かな羽根は尾についていて、しかもクジャク人は空を飛ぶことができる、と。
宝塚みたいな羽根がお尻から生えてる人……?
と思いましたが、クジャクの本当の尾は羽とは別にあることを知りました。ひとつ賢くなりました(笑)。 
やっぱりこれは、絵本なり挿絵なり、ビジュアル公開していただきたいですね。


F10 聖泉鏡

邪魔ものを払っていることを、父親は知っているふうではないんですね。
恐らく「どこ行ってたんだ」というやり取りがあったと思われて、変身して敵をやっつけてきたあとのウルトラマンっぽくてくすっとなりました、古くてすみません。
清二くんの協力があれば、ずっとこうして密やかに魔物払いをやっていけそう、という気配が感じられました。
清二くん大事!


F11 空の歌を捧げる歌姫の最後

> 彼が読み上げる物語に耳を傾けたのは一日のうちでほんのわずかな時間でしたが、弟妹の世話や家事に追われていた私には、何にも代え難い至福の時間でした。
なにげなく書かれているこの箇所、とても共感できました。
覆面作家企画、まだまだ読もう!(笑)
歌姫のお務めは、誇りを持たなければ孤独と寂しさに負けてしまいますね。
最後、なにやら大仕掛けの機械がでてきたときには、まさか歌姫用無しにされてしまうんじゃ……と違う意味でハラハラしました。


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